• ログ:慶良間

    潜水ログ No.47

    種類: 慶良間ボート(アンカリング)
    ポイント: 座間味 唐馬No.2
    天気: 晴れ (気温: 33度)
    波高: ~0.5m
    水温: 30.0度
    平均水深: 8.6m
    最大水深: 19.5m
    透視度: 15m
    潜水時間: 50分
    海況: ほとんど流れ無し
    タンク: スチール 10L
    エア消費量水面換算値: 15.96 L/min
    スーツ: 5mmシーガル(2kg)
    バディ: 真喜志さん
    ガイド: 小林宏至さん(沖縄マリンポイント)
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    今回は職場の同僚たちの体験ダイビングがメインでした。1本目は別行動で、私は他のグループに合流してファンダイビング。
    水温は温かですが、ボート上が至極暑いのでちょうど良いぐらい。今回は初シーガルでした。
    ホヤが多かったのですが、小さいものばかり。チャツボボヤも小さいものが多かったです。以前はそうではなかったのですが、今回の唐馬No.2は黒っぽい~茶色っぽいチャツボボヤが多かったです。ワモンツツボヤに1個体で存在しているものがほとんどで、短い時間では群落を発見できませんでした。

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    名称不明ですが、時々見かける綺麗なホヤを、今回は分解能良く撮影できました。とても嬉しいです。あとは学名や標準和名が分かると良いのですが、なかなか見つけることができません。とても小さなホヤで全長10mm程度です。ツツボヤの仲間だと思います。ユウレイボヤ科とは違う鰓嚢に見えます。
    20090802_AAA_05.jpg

    根の上ではデバスズメダイがこれでもかとばかりに群れていて綺麗でしたよ。岩陰にはスカシテンジクダイygが群れていました。
    今回はオーダーメイドのシーガルを着て初めて潜りました。なんだかお洒落で良い感じ。ケンスーツさんで作っていただきました。リンクに載せていますので、オーダーメイドスーツに興味のある方は是非ご覧ください。
    20090802_DDD_01.jpg

    えっ? モデルが悪いって? そればかりはどうしようもありません。ウェットスーツの良さでカバーしますワ♪

  • Diving-ホヤ類

    [005-01] チャツボボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] ウスボヤ科
    [属] ウスボヤ属
    [学名] Didemnum molle
    [標準和名] チャツボボヤ(茶壺海鞘)
    [性質] 群体
    【愛称】 -
    【推奨呼称】 -

    とーっても有名で希少価値0に近いホヤですが、実に奥深いホヤなので、チャツボボヤについてはシリーズ化して載せていきたいと思います。請うご期待!(って、あんまり期待しないでネ)
    最初なんで、形態から。
    茶壺というよりも、時代劇でよく見る火鉢に似ているような気がします。海中では共同出水口のグリーンがとても鮮やかで、おそらく最も美しいホヤの一つです。グリーンは深い色よりは蛍光グリーンに近いです。大きさは数mm~4cm以内程度です。
    サイズは実に問題です。
    時々バカでかいチャツボボヤを見ることがあります。10cm程度以内ですが、いつも見ているのとは違って、ちょっとグロテスクな形態です。
    数年前の論文を見ていると、チャツボボヤの学名を次のように分けています。
       3cm以内 Atriolum robustum
       3cm以上 Didemnum molle
    最近の新しい研究では、どちらも同じ種類であることが分かってきているようで、大きさにかかわらずDidemnum molleという学名を用いるようになっているようです。ということで、このブログでもDidemnum molleを採用しています。
    また、新しい研究では沖縄近海のチャツボボヤは少なくとも4種類の亜種が存在しているようです。これは見た目にも区別できるようで、1)表面が純白に近い種(写真右下)、2)表面に茶色や黒が存在する種(写真左上)、3)表面にも緑色が存在する種(写真右上)、4)黒い斑を有する種、などなどのようです。本来はもっと区別できるようですが、限られた時間で海中で観察するには見た目が一番です。
    さて、チャツボボヤで最も有名なあの“蛍光グリーン”ですが、これは内部に『原核緑藻類』を飼っているのだそうです。光合成をしてくれるので葉緑素が含まれているんですね。だから緑です。ちなみに、チャツボボヤは原核緑藻類がいなくてもある程度は生きられるようですが、原核緑藻類は単独では生きられないようです。では、どこからやってくるのだろう?
    いろいろと興味深いチャツボボヤですが、第一回はこの程度にしておきます。

    チャツボホヤ_01_005 チャツボホヤ_01_002
    チャツボホヤ_01_003 チャツボホヤ_01_004

  • Diving-器材

    SCUBAPRO nova

    水中ライトを買いました。
    去る海の日の連休に洞窟ダイビングで使う予定でしたので、その前の週に買っておいたのです。
    自宅で試しているとつきません。
    ん?
    何で点かんと?
    よく分からないまま点かず、結局海の日には持って行けませんでした。
    連休が明けて、SCUBAPROのカスタマーセンターにお問い合わせ。送ってほしいということで、修理センターに送りました。
    数日も経たないうちにすぐにお返事TELがきて「点きますよ」とのこと。
    ん?
    何で点くと?
    私のセッティングが悪かったのかしら? 取り敢えず「スミマセン」と。
    再度送っていただいたのですが、新しい商品に変わっていました。パッケージが特徴的だったので、変わったら分かるんです。ご迷惑をおかけしました(汗)。
    今回は点きました。
    いやぁ~、明るくて とてもイイ感じ♪

    scubapro_nova.jpg

    結局原因は分からずですが、SCUBAPROのカスタマーサービスの迅速さと丁寧さに感心した次第です。SCUBAPROの商品は今回が初購入ですが、顧客対応の良いメーカーって安心ですよね。今後の器材購入の際には、SCUBAPROの商品も考えていこうと思います。
    初点灯は8月2日になりそうです