• Diving-ホヤ類

    [018] ニセホシゾラボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] ヘンゲボヤ科ツツボヤ亜科
    [属] アーキジストマ属
    [学名] Archidistoma sp (?)
    [標準和名]-
    【愛称】-
    【推奨呼称】 ニセホシゾラボヤ (偽星空海鞘)
    [性質] 群体

    推奨呼称に「ニセ」と付けたのは、似たものがいたからです。
    以前から時々見かけていたホシゾラボヤ(星空海鞘)は下の写真。
    青地に白い斑点が無数にあり、出水口と入水口の間にも青い班が見えます。
    青の濃さや範囲は個虫や群落によりバリエーションがあります。

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    ホシゾラボヤ(星空海鞘)

    このニセホシゾラボヤ(偽星空海鞘)は、配色が逆です。
    ボディには白地に青い斑点が無数に見られます。
    出水口と入水口の間には白地の襟のみで青い班が見られません。
    それ以外の形やサイズはホシゾラボヤ(星空海鞘)とほとんど同じです。
    生育環境も似ていて、澄んだ綺麗な海水を好むようです。
    もしかしたらホシゾラボヤ(星空海鞘)の色違いバージョンかもしれません。
    ユカリボヤ(縁海鞘)もかなりの色彩バリエーションがあるからです。
    独立させても良いぐらいに綺麗な個虫なので、確定できるまで別扱いにしておきます。
    このホヤについて情報をお持ちの方、是非教えて下さい。

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  • Diving-ホヤ類

    [017] ホシゾラボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] ヘンゲボヤ科ツツボヤ亜科
    [属] アーキジストマ属
    [学名] Archidistoma sp (?)
    [標準和名]-
    【愛称】-
    【推奨呼称】 ホシゾラボヤ (星空海鞘)
    [性質] 群体

    ツツボヤ属ではないかと悩みます。
    形や生育状況がユカリボヤ(縁海鞘)と似ていて、アーキジストマ属のspとしました。
    詳細が分かる方、是非教えて下さい。
    やや小ぶりな個虫が単体または数個体で見られることが多いです。
    澱んだ場所よりは比較的流れがあり、透視度の高い水の場所が多いです。
    綺麗な海水を好むようです。
    海中で見ますととても鮮やかなブルーで、星空に天の川が浮かんでいるような配色。
    とても素敵なホヤだと思います。

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  • Diving-ホヤ類

    [013] イチゴボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] マンジュウボヤ科
    [属] イチゴボヤ属
    [学名] Pseudodistoma kanoko, Tokioka & Nishikawa 1975
    [標準和名] イチゴボヤ (苺海鞘)
    【愛称】-
    【推奨呼称】-
    [性質] 群体

    海中で見るとあまりイチゴには見えません。
    オレンジ色なので目立つホヤです。
    比較的流れがあったり、水の澄んだ場所に多く生息しています。
    季節によっては一面イチゴボヤという所もあります。
    よく見ますと白く縁取られた大小2個の穴がセットになっています。
    出水口と入水口で、このセットが1個虫です。
    1つの体で群落を形成するタイプのホヤです。
    大きさは5cmぐらいまでで、触ってみると意外に固いです。

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