• ログ:慶良間

    潜水ログ No.71

    種類: 慶良間ボート(ドリフト)
    ポイント: 安室 平瀬
    天気: 晴れ (気温: 26度)
    波高: 1.2~2.5m
    水温: 25.4度
    最大水深: 10.9m
    平均水深: 7.9m
    透視度: 20m
    潜水時間: 47分
    海況: 波高く、うねりが強い
    タンク: スチール 10L
    エア消費量水面換算値: 12.86 L/min (190→80 bar)
    スーツ: 4mmフル+2.5mmベスト(4kg)
    バディ: -
    ガイド: 宮下さやか(スイミー)
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    潜ってすぐに綺麗なサンゴが広がっていました。安室島の東側にある平瀬というポイントです。
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    水路のような場所を進みながら、枝サンゴを撮りました。とても綺麗に広がっていて、うねりもあってヒラヒラと揺れていました。動画を撮っておけば良かったとあとで残念に思いました。
    今回は、肋骨のような模様をもった学名 Clavelina moluccensis というツツボヤの一種を見つけることができました。標準和名は見つからないので、無いのかもしれません。というわけで、またまた推奨呼称を付けたいと思います。今日からスケルトンホヤ(骨格海鞘)という愛称で宜しくお願いします。普及しましょう!
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    以前から撮ってみたかったので嬉しいです。しかも、水路の壁面のたくさんいたので、嬉しい限り。グループが早々に移動していたので、かなり慌てながら撮りました。こちらでも2/3はボケボケでボツ。
    さらに、同じ壁面に混在していたのがツツボヤの一種と思われる綺麗なホヤです。形状からはムネボヤの仲間かもしれませんが、よく分かりません。たぶんツツボヤの仲間だと思います。学名を探せないので今後調べてみますが、おそらく標準和名も無さそうなので、またまた勝手に推奨呼称を決めたいと思います。青白い天の川に無数の星がまぶされたような模様から、ホシゾラボヤ(星空海鞘)にしたいと思います。今日から広めてください、宜しくお願いします。写真はうねりに負けて、全体にピントが合っていません。
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    さて、定番のワモンツツボヤ(輪紋筒海鞘)も今回はボケボケ写真ばかりです。フラッシュの調整も間に合わずでした。
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    テーブルサンゴや小さな枝サンゴが広がる場所がありました。とても、綺麗でしたよ。サンゴが折れている場所が少なく、多くのダイバーさんも丁寧に潜っているんですね。傷ついた物が少なかったです。
    その場所に行く手前に、ソラスズメダイが群れている場面に出くわしました。スズメダイの中でもソラスズメダイセナキルリスズメダイは特に好きなので、とても嬉しい光景でした。
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    テーブルサンゴがとても綺麗で、オヤビッチャがたくさんいました。卵を守っているんだそうです。ベラの仲間(おそらくヤマブキベラ)がたくさんいたので、卵を狙っているのかもしれません。このテーブルサンゴも、傷が付いてなく、ダイバーに蹴られた様子もなくて美しかったです。写真では遠くに少しだけ写ってます。
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    とても、綺麗なポイントで、また海鞘類をゆっくり撮りたいですね。あまり動かなくても良いので、じっくりと狙いたいです。でも、あれこれ見たいポイントでもあります。何度も行けばいいのよね。リクエストします。
    3本目に挑戦しようと思いましたが、体調不良はさらに加速し、ダメでした。正直、ゲロゲロでした。というわけで、3本目は独りボートに残って寝てました。残念。ちなみに、元気な皆さんは黒北ツインロックでドリフトしたそうです。回遊魚もゲットできたそうです。
    今回の教訓。体調不良時はダイビングせず、万全になってから挑戦したほうが良いです。元気に3本潜れるようにしましょう。

  • ログ:慶良間

    潜水ログ No.70

    種類: 慶良間ボート(ドリフト)
    ポイント: 久場 久場キャニオン
    天気: 晴れ (気温: 25度)
    波高: 1.2~2.5m
    水温: 25.2度
    最大水深: 24.6m
    平均水深: 11.9m
    透視度: 25m
    潜水時間: 47分
    海況: 波高く、うねりが強い
    タンク: スチール 10L
    エア消費量水面換算値: 14.31 L/min (190→40 bar)
    スーツ: 4mmフル+2.5mmベスト(4kg)
    バディ: -
    ガイド: 宮下さやか(スイミー)
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    さて、久しぶりのダイビングです。体調がまだ優れなかったのですが、予約を2週間もずらしてもらっていたので、意を決して行くことにしました。
    昨日までの北風の影響で海は荒れ荒れ。朝飲んだ咳止めのせいで、いっそう体調不良が加速していました。おそらく体に合わなかったんだと思います。
    そうこうしているうちに到着。久しぶりの久場島です。今回のポイントは久場キャニオンでした。
    サンゴが綺麗なポイントで、キクラゲみたいなサンゴがたくさんいました。
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    久しぶりに着るベストの違和感があって、なんだかフラフラしていました。どうにか他の方に着いて行きながら潜りました。
    定番のフイリカイメンボヤ(斑入海綿海鞘)と久しぶりのイチゴボヤ(苺海鞘)です。
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    このポイントは地形が綺麗で、水路やちょっとしたゲート等々。洞窟が無くて良かった。海の中はうねっていたので体勢を保つのが難しく、ホヤの写真も2/3がボケボケでした。
    というわけで、定番のユカリボヤ(縁海鞘)(推奨呼称)です。今回のユカリボヤは紫色が濃く、古代紫に近い素敵な色でした。群落形成したものを撮れたので良かったです。
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    体調不良もあって、1本目は馴らしダイブになりました。ホヤを撮りにまた来たいポイントですが、波は勘弁ですね。ゆっくりと潜りたいです。

  • ログ:慶良間

    潜水ログ No.69

    種類: 慶良間ボート(アンカリング)
    ポイント: 座間味 大曽根
    天気: 晴れ (気温: 27度)
    波高: 0.3~0.5m
    水温: 27.3度
    最大水深: 17.0m
    平均水深: 11.8m
    透視度: 15~20m
    潜水時間: 57分
    海況: 軽度の流れあり
    タンク: スチール 10L
    エア消費量水面換算値: 12.76 L/min
    スーツ: 5/4/3mmフル(3kg)
    カメラ: SEA&SEA DX-860G(YS-17)
    バディ: 真喜志さん
    ガイド: 山口貴弘さん(スイミー)
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    寒い海では定番のミドリトウメイボヤ(緑透明海鞘)が辺り一面に広がっていました。着底することができないぐらいの密集です。ミドリトウメイボヤはダイバーの間ではワライボヤと言われて親しまれているホヤです。標準和名がありますので、それを載せます。ニックネームの通り、いつも笑顔です。
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    ガイドさんが珍しいツーショットを発見。私はよく分からないのですが、珍しいのだそうです。トサカリュウグウウミウシウミウシカクレエビが着いていました。ウミウシカクレエビはナマコに着いていることが多いんだそうです。
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    ちょっと遠景も撮ってみました。浮遊物が多くてスノー状態ですが、たくさんのお魚さんがいたことはお分かりいただけると思います。
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    ここまできてカメラのバッテリーが切れてしまい、知人のデジカメに切り替えました。ストロボが付いていないので、内蔵ストロボのみでの撮影です。再びミドリトウメイボヤです。相変わらずの笑顔です。
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    そして、笑顔で食べられています。潔いです。
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    交接中のアカフチリュウグウウミウシがいました。近くには独り寂しい個体もいました。
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    別の場所ではトサカリュウグウウミウシも交接中。まさか3匹で!と思って観察していたら、1匹は笑顔のミドリトウメイボヤを無心に食べていました。
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    ソラスズメダイも仲良さそう。
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    エキジット直前に、イソギンチャクがないのに泳いでいる小さなクマノミの幼魚を見つけました。イソギンチャクを探して旅しているのでしょうか。無事に見つけてくれると良いのですが。
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    本日3本目はホヤ三昧の楽しいダイビングでした。途中で自分の水中デジカメが使えなくなったのは痛手でしたが、知人のを借りることができて良かった、良かった。また来たいけど、冬は潜れなくなるポイントなので、今回が最初で最後かもしれません。楽しかった!