• Diving-ホヤ類

    [017] ホシゾラボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] ヘンゲボヤ科ツツボヤ亜科
    [属] アーキジストマ属
    [学名] Archidistoma sp (?)
    [標準和名]-
    【愛称】-
    【推奨呼称】 ホシゾラボヤ (星空海鞘)
    [性質] 群体

    ツツボヤ属ではないかと悩みます。
    形や生育状況がユカリボヤ(縁海鞘)と似ていて、アーキジストマ属のspとしました。
    詳細が分かる方、是非教えて下さい。
    やや小ぶりな個虫が単体または数個体で見られることが多いです。
    澱んだ場所よりは比較的流れがあり、透視度の高い水の場所が多いです。
    綺麗な海水を好むようです。
    海中で見ますととても鮮やかなブルーで、星空に天の川が浮かんでいるような配色。
    とても素敵なホヤだと思います。

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  • Diving-ホヤ類

    [013] イチゴボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] マンジュウボヤ科
    [属] イチゴボヤ属
    [学名] Pseudodistoma kanoko, Tokioka & Nishikawa 1975
    [標準和名] イチゴボヤ (苺海鞘)
    【愛称】-
    【推奨呼称】-
    [性質] 群体

    海中で見るとあまりイチゴには見えません。
    オレンジ色なので目立つホヤです。
    比較的流れがあったり、水の澄んだ場所に多く生息しています。
    季節によっては一面イチゴボヤという所もあります。
    よく見ますと白く縁取られた大小2個の穴がセットになっています。
    出水口と入水口で、このセットが1個虫です。
    1つの体で群落を形成するタイプのホヤです。
    大きさは5cmぐらいまでで、触ってみると意外に固いです。

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    [012] ショウシボヤ

    [目] マメボヤ目
    [科] ヘンゲボヤ科
    [属] ツツボヤ属
    [学名] Clavelina arafurensis Tokioka, 1952 (?)
    [標準和名]-
    【愛称】-
    【推奨呼称】 ショウシボヤ (硝子海鞘)
    [性質] 群体

    この分類はまったく自信がありません。
    いろいろ調べても、このホヤに似たものを掲載しているサイトがほとんどありません。
    困りました(>_<)。
    ムネボヤの仲間と解説している方もいらっしゃいましたが、群落の形状や個虫の発生状態など視覚的なものからはツツボヤの仲間だと思います。
    推奨呼称はガラス細工っぽさから付けてみました。
    最初は電線みたいだったのでコンロボヤにしようと思ったのですが、格好悪いのでやめました。
    防犯ガラスのような銅線模様が綺麗だったので、“ガラス”で良いでしょう。
    ちょっと格好良さげに硝子(ショウシ)としてみたわけです。
    今までに3回見つけました。
    いずれも岩の裂け目やくぼみといった場所に生息していました。
    なので撮影が難しい。
    無色透明に近く、白い斑がストロボを反射するため、ピントも輝度も合いません。
    ほんとうに難しいホヤです。
    しかも個虫のサイズが小さいです。
    海中でまじまじと観察しても無理があるので、何枚も撮ることをお薦めします。
    ズームも変えて、いろいろ撮ったほうが良いです。
    色や斑は群落によって異なるので、集めてみたら面白いと思います。
    どこにいるとも言いづらい種類ですね。
    これまで見つけたのは石垣島、渡嘉敷島、座間味島で1回ずつです。
    あまり淀んでいない岩場、ぐらいしか共通点はありません。
    大きな個虫の群落を観察しやすい場所で見つけてみたいです。

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